久しぶりの本焼き
今年(2015)の5月は例年にないくらい大変な暑さでしたが、私が通う陶芸教室では作品もかなり仕上がってきたので、本焼きをしました。
朝6時頃からトロトロの弱火で1時間ほど湿気を飛ばし、その後徐々に温度を上げていきます。私が通う教室は灯油の窯ですので、必ず人がそばに着いていなければなりません(電気窯は時間と温度を設定しておけば人が着いている必要はありません)。
それから約10時間、午後4時くらいまでかけて窯の温度を1250度まで上げます。その10時間の間、ビールを飲んだり、ストーブでイカや魚の干物を焼いたり時々轆轤を回したり、至高の時を過ごします。
窯を開けるのは1週間後。窯の扉を開く時の楽しみは何度味わっても飽きることはありません。しかし、数分後には満足の歓声よりも落胆のため息が多く聞かれるのも素人陶芸家集団の悲しさです。
その反省を次回の作品に生かすことなく十数年が経ちました。
編集:TK
水盤、花器、茶盌2点
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2015.06.19
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趣味
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